DHA・EPAって何者?現役管理栄養士がお答えします!

最近話題のDHA・EPAの効能などをご説明致します。

DHA・EPA(ツナ缶)

前回の記事で、魚の缶詰に触れましたが今回から缶詰の魚のDHAEPAの含有率などについて比較しながら触れて行きたいと思います。



まずはツナ缶。

さて、ここで問題です。ダダン!

ツナ缶の原料は何でしょう。


、、、


、、、、


そんなの簡単だよ!マグロでしょう?


そんな声が聞こえてきそうですね。

正解は、、、半々です。


実は多くの人が、ツナ=マグロだと勘違いをしているのです。

ツナ(英語:Tuna)はマグロとして訳され通用しています。

しかしツナ(英語:Tuna)がマグロをさすのはほんの一部に過ぎません。ツナにはカツオも含まれていたのです。


生物学上ではマグロとカツオは別物ですが、欧米ではひとまとめに括られています。

日本人からすると、

マグロとカツオは別物じゃん!ややこしいよ、、、と思ってしまいますよね。


ですが今、販売されているツナ缶はカツオが原料のものも多くあります。



話が逸れてしまいましたが、ツナ缶はマグロやカツオを使用しているからDHAEPAの含有量は多いと思いますよね。

実は、ツナ缶にはDHAEPAはほとんど含まれていないのです。


なぜか。


このブログで以前お話しした通り、DHAEPAは魚の脂に含まれているのですが、ツナ缶に使用されている部位は脂が少なく、油漬けの油は植物由来のためDHAEPAの摂取はあまり見込めません。


美味しいんですけどね、ツナ。