DHA・EPAって何者?現役管理栄養士がお答えします!

最近話題のDHA・EPAの効能などをご説明致します。

適量摂取、過剰摂取

DHAEPAは健康維持に欠かせないことから、積極的な摂取が推奨されています。


いいと言われるものでも、過剰に摂取すると逆に弊害が生じることがあります。


DHAEPAの適量、過剰摂取による弊害とは何か。

こ今回はこれらの視点からお伝えしていきます。


厚生労働省は、国民の健康維持を目的とした基準の中で、DHAEPAの目標摂取量を1日1gと推奨しています。

これは大きめの魚一切れに相当します。

DHAEPAが多く含まれる食材に関しては以前お伝えした記事の内容をご確認ください。

脂が乗っているものの方がDHAEPAは多く含まれているので、出来るだけ新鮮なものを選ぶようにしてください。

また、煮たり焼いたりすることでDHAEPAは減ってしまうので生で食べるのが理想ですが、たくさん含まれているものもあるので種類によって使い分けてみてください!



DHAEPAは合わせて1日3g以上の摂取は、避けるのがよいと考えられています。

3g以上摂ると、吐き気や下痢、鼻血などの症状が現れる可能性が高まると考えられているためです。


食べ物から摂る場合には過剰となることは少ないと思いますが、サプリメントを取り入れている場合には過剰摂取には気をつけたいところです。


また、血液をサラサラにして血栓を出来にくくする効果があるため、血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方はお医者さんに一度相談してみてくださいね。